スペイン、ドイツ、日本に「恐れる必要はない」 W杯対戦国メディアが“死の組2.0”を展望「偉業に期待している」
コスタリカはベスト8に進出した2014年大会の再現を目指す
コスタリカ代表(FIFAランキング31位)は、現地時間6月14日に行われたカタール・ワールドカップ(W杯)の大陸間プレーオフでニュージーランドを1-0で下し、3大会連続6回目のW杯出場を決めた。スペイン(同7位)、ドイツ(同12位)、日本(同23位)が同居するグループEに入ることになったが、母国メディアは「恐れる必要はない」と見解を述べている。
W杯抽選会で優勝経験のあるスペイン、ドイツ、日本がグループEに入り、日本の立場からは“死の組”とも注目されていた。残り1枠はコスタリカかニュージーランドの勝者となっていたが、現地時間6月14日に行われた大陸間プレーオフでコスタリカが1-0で勝利し、その座を射止めた。
3大会連続出場となったコスタリカは、イングランド、イタリア、ウルグアイと同居し、ベスト8まで勝ち上がった2014年のブラジル大会の再現を目指しているようだ。ペルー紙「Libero」は、「コスタリカメディアは、すでに出場するカタールW杯の分析・予想を始めている。コスタリカはグループEでスペイン、ドイツ、日本という厳しいライバルたちと対峙する。ファンを怯えさせてしまうような国の名前だが、メディアは2014年のブラジル大会のようにグループリーグを突破できると確信している」と、コスタリカのサッカー専門番組「Fútbol por Dentro」の内容を伝えている。
「歴史を繰り返せばいい。ファンは2014年のブラジル大会での経験を覚えており、別の偉業に期待している。“死の組2.0”となるが、コスタリカが依然に対戦したことがあるチームで、恐れる必要はない。ワールドカップに出場するなら、最高のプレーをすることだ」
コスタリカは守護神ケイラー・ナバス(パリ・サンジェルマン)を中心に、スペイン、ドイツ、日本相手に一致団結した戦いを目指すことになりそうだ。