トットナム移籍浮上のドリンクウォーター　新契約へのサインに近づく？

　プレミアリーグ第2節のアーセナル戦を週末に控えるレスター・シティに、嬉しい知らせが間もなく届きそうだ。トットナムへの移籍が噂されていたイングランド代表MFダニー・ドリンクウォーターの契約延長が近づいていると、クラウディオ・ラニエリ監督が明かしている。英公共放送「BBC」や英衛星放送「スカイ・スポーツ」など複数メデイアが一斉に報じた。

　先日、契約延長を発表したばかりのアルジェリア代表MFリヤド・マフレズをはじめ、今オフにイングランド代表FWジェイミー・ヴァーディ、デンマーク代表GKカスパー・シュマイケル、ジャマイカ代表DFウェズ・モーガン、ウェールズ代表MFアンディ・キングと昨季のリーグ初制覇を支えたメンバーの5人が新契約にサインしている。

　主軸の大量流出が噂されたレスターだが、ここまで放出したのはフランス代表MFエンゴロ・カンテ（チェルシー）のみに止めている。そのカンテと不動のコンビを築いたドリンクウォーターにもトットナム移籍の噂が浮上し、一時は昨季のボランチコンビの完全解体が心配されたが、指揮官はこれを否定した。

「ドリンキーは（契約延長に）とても、とても近づいているよ。私は、みんなレスターに残って戦い続けたいんだと思っている。一人は出て行くことを選んだ。カンテのことは、終わったことだ」