U-21日本代表、準決勝で敗戦 開催国ウズベキスタンに2失点…豪州との3位決定戦へ

U-21日本代表はU-21ウズベキスタンに2失点で敗戦【写真:(C) AFC】
U-21日本代表はU-21ウズベキスタンに2失点で敗戦【写真:(C) AFC】

序盤からビルドアップが不安定に、最後までゴール遠く0-2敗戦

 U-23アジアカップは現地時間6月15日に準決勝が行われ、開催国ウズベキスタンと対戦した日本は0-2の敗戦。18日の3位決定戦への進出が決まった。

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 準々決勝で韓国に3-0の快勝を収めた日本は、2024年パリ五輪を目指すU-21代表チームで出場。しかし、この試合を前に複数選手が新型コロナウイルスへの陽性反応を示し、ベンチ入りが7人になる苦しい台所事情で試合に臨むことになった。

 序盤からビルドアップが不安定な日本は、つなごうとしたボールにウズベキスタンのプレスを受けて苦しんだ。一方で、そうした相手の食いつく状況からロングボールでチャンスになりかける場面もあったものの、最後のところで噛み合わず。相手のクロスに対して日本はGK鈴木彩艶が守備範囲を広く安定したプレーを見せ、前半は両チームとも決定機と言えるほどのビッグチャンスを作り切ることができずに0-0で終わった。

 後半も互いにチャンスは相手のミスを利した形からの方が生まれやすい状況になった。大会5試合目で両チームとも間延びし始めた後半15分、ゴール正面の20メートル強の位置でMFジャスルベク・ジャロリディノフが左足を振り抜くと、アウトサイドに掛かったボールは曲がりながら落ちて鈴木の頭を越える鮮やかなミドルとなってゴールへ。日本は0-1のリードを許してしまった。

 限られたカードの中で選手交代もして攻撃の糸口をつかみたい日本だったが、サイドからの突破はゴール前に人数をかけたウズベキスタンに跳ね返されてゴール前でのチャンスを作り切れず。終盤にはリスクをかけた背後のスペースでFWフサイン・ノルチャエフに追加点を許して0-2の敗戦を喫した日本は、18日の3位決定戦へ進出し、オーストラリアと対戦する。

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