日本代表DF板倉滉の“争奪戦”、ボルシアMGがリードと英報道 プレミア昇格2クラブも熱視線

6月シリーズでは4試合に出場したDF板倉滉【写真:高橋 学】
6月シリーズでは4試合に出場したDF板倉滉【写真:高橋 学】

シャルケ退団で来季去就先が注目、ドイツ&イングランドクラブが関心

 イングランド1部マンチェスター・シティに所属する日本代表DF板倉滉は、2021-22シーズンにドイツ2部シャルケへレンタル移籍し、リーグ優勝とブンデスリーガ昇格に貢献した。しかし、シャルケは完全移籍のオプションを行使しなかったため、来季の去就動向が注目されている。そうしたなか、英紙「デイリー・メール」は板倉の獲得レースをドイツ1部の古豪ボルシアMGがリードしていると報じた。

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 2019年夏にシティと契約を結んだ板倉は、すぐにオランダ1部フローニンゲンへレンタル移籍し、2シーズン半在籍。21-22シーズンはシャルケへレンタル移籍すると、主にセンターバックとして出番を重ね、クラブのブンデスリーガ復帰に貢献した。

 最終ラインのほか、ボランチでもプレーできる板倉には、来季プレミアリーグ昇格を果たしたフルハムやボーンマスも関心を示しているという。また、元横浜F・マリノス指揮官のアンジェ・ポステコグルー監督が率いるスコットランド1部セルティックも、昨夏に続き獲得に動いているようだ。

 そうしたなか、「デイリー・メール」紙は、「ボルシアMGが板倉の獲得に向けたレースをリードしている」と報道。記事では英衛星放送「スカイ・スポーツ」のジャーナリスト・ライアル・トーマス氏の情報として、「ボルシア・メンヘングラッドバッハが、プレミアリーグに昇格したばかりのチームを抑えて、板倉の獲得競争をリードしている」と指摘している。

 板倉は日本代表として6月シリーズの全4試合に出場。11月に開幕するカタール・ワールドカップメンバー入り候補となるだけに、来季去就先に関してどのような決断を下すのか注目される。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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