「W杯であったら恥ずかしい」 闘莉王、日本代表の“お見合い”失点シーンに苦言「草サッカーでも取られない」
チュニジア戦で0-3敗戦、後半31分の失点シーンに言及
日本代表(FIFAランキング23位)は6月14日、キリンカップ決勝でチュニジア(同35位)と対戦し、0-3で敗れた。元日本代表DF田中マルクス闘莉王氏は後半31分の失点シーンに注目。相手のゴールキックの対応ミスから喫した失点に「草サッカーでも取られない」「小学生でも起こりえないミス」と苦言を呈している。
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闘莉王氏のYouTubeチャンネル「闘莉王TV」最新回はチュニジア戦。キャプテンの吉田麻也が全失点に関与する敗戦となったなか、闘莉王氏は2失点目のシーンに注目した。
相手GKのキック対応を吉田と板倉のセンターバックコンビがお見合いする隙を相手FWに突かれ、吉田がボールロスト。そのまま追加点を許したが、「ゴールキックで失点なんてアマチュアでもない。草サッカーでも取られない」と語っている。
またGKシュミット・ダニエルのゴールキックへの対応に注目。「ディフェンスラインが高い位置にある時は、GKは前に出るべき。麻也もミスをしたと思うが、シュミットもミスしている。少し前に出ればキャッチできた」と指摘し、GKの判断も失点の原因と主張している。
「ボールとGKの位置を見て、GKが出てこないと思ったのはチュニジアのFWだけ。小学生でも起こりえないレベルのミス」とコミュニケーション不足を指摘。「今回起きた2失点目のミスはワールドカップであってはいけない。あったら恥ずかしい」と、カタールの大舞台で同じミスが起きないことを期待していた。