森保Jのチュニジア戦先発11人を採点…英記者が酷評 「想像を超える失態」「日本の弱点を象徴」「またしても貧弱」の選手は?
【識者の目】守備陣ではシュミットと板倉滉が最高点「赤っ恥を免れた」
日本代表(FIFAランキング23位)は、6月14日に行われたキリンカップ決勝でチュニジア(同35位)に0-3と完敗を喫した。かつてアジアサッカー連盟の機関紙「フットボール・アジア」の編集長やPAスポーツ通信のアジア支局長を務め、ワールドカップを6大会連続で取材した英国人記者のマイケル・チャーチ氏が、日本代表の先発11人を採点した。
【注目】白熱するJリーグ、一部の試合を無料ライブ配信! 簡単登録ですぐ視聴できる「DAZN Freemium」はここから
◇ ◇ ◇
キリンカップ決勝・チュニジア戦の日本代表スタメン11人の採点(10点満点)
【GK】
■シュミット・ダニエル(シント=トロイデン) 5点
2失点目を生んだゴールキックへの判断には疑問が残ったが、為す術がない失点ばかり。
【DF】
■伊藤洋輝(シュツットガルト) 4点
若きディフェンダーにもう一度チャンスを与えたのは森保一監督にしては珍しい勇気だが、ポジショニングのまずさで先制点の一因に。この夜は落第点だが、3試合トータルで見たら十分。
■吉田麻也(サンプドリア) 3点
想像を超える失態の数々、なんと言えばいいのだろうか。自身がレベルの低さを理解しているだろう。若き日の安定感の欠如を想起される夜だった。これが1試合だけならいいのだが……。
■板倉 滉(シャルケ) 5点
吉田麻也とのコミュニケーション不足で失点を重ねた部分は向上の余地ありだが、悲惨な最終ラインの中では赤っ恥を免れた唯一の存在。
■長友佑都(FC東京) 4点
失望の夜、ガーナ戦で躍動した山根視来(川崎フロンターレ)と比較して、ベテラン長友の物足りなさを露呈する夜に。攻撃で見るべきものはなし。チュニジアの標的となり、純粋な足手まといに。ガーナ戦での山根の爆発力とは対照的。
マイケル・チャーチ
アジアサッカーを幅広くカバーし、25年以上ジャーナリストとして活動する英国人ジャーナリスト。アジアサッカー連盟の機関紙「フットボール・アジア」の編集長やPAスポーツ通信のアジア支局長を務め、ワールドカップ6大会連続で取材。日本代表や日本サッカー界の動向も長年追っている。現在はコラムニストとしても執筆。