元マンCの伝説的主将コンパニ、2部降格バーンリー監督就任 3季ぶりイングランド復帰
シティを4度のプレミアリーグ制覇に導いたコンパニ
イングランド2部バーンリーは6月14日、元ベルギー代表DFヴィンセント・コンパニが2022-23シーズンからの新監督に就任したことを発表した。マンチェスター・シティの伝説的なキャプテンであるコンパニは、3シーズンぶりのイングランド復帰となる。
まだシティが中堅クラブだった08年に加入したコンパニは、その後も11シーズンにわたってクラブに在籍し、公式戦通算359試合に出場して19ゴールを記録した。そして、クラブが多数の世界的スター選手を獲得し、強豪へと変貌を遂げるなかでキャプテンを務めていた。最終的に在籍した期間で、4度のプレミアリーグ優勝や、4度のリーグ杯優勝、そして2度のFA杯優勝を成し遂げた。
20年に現役を引退したコンパニは、母国ベルギーのアンデルレヒトの監督に就任し、就任1年目はクラブをリーグ戦4位に導いた。昨シーズンは、リーグ戦3位、カップ戦では決勝進出を果たしている。
バーンリーは、クラブの公式ツイッターに「新しい時代」と投稿し、1894年からの歴代監督を振り返り、最後にコンパニが出てくる動画を掲載した。
コンパニ新監督は、「バーンリーは、本当に歴史のあるイングランドのクラブであり、トップチームの監督に就任できたことを誇りに思います。目の前のチャレンジに興奮しています。選手たちと仕事を始め、(本拠地の)ターフ・ムーアに戻った時に、ファンのために前進を続け、勝利するチームを作り上げたい」と、コメントをしている。
昨シーズン、プレミアリーグを18位で終え、2部降格となったバーンリー。シティが強豪へと変貌を遂げていった様子を知る新監督は、どのようにチームを変革していくだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
page 1/1