ブラジルが5戦無失点で悲願の五輪金メダルへ! 決勝でドイツを破り2年前の悲劇を払拭できるか
低調なスタートで批判噴出も、12得点0失点と盤石のカナリア軍団
リオデジャネイロ五輪の男子サッカー決勝は、開催国ブラジルとA代表が2014年ブラジル・ワールドカップ(W杯)を制したドイツが激突することとなった。因縁ある両者の対決はどのような結末を迎えるのだろうか。
今大会のブラジルは優勝が至上命題というなかで初戦の南アフリカ戦、第2戦のイラク戦と2試合連続のスコアレスドローという低調なスタートでファンをヒヤリとさせた。しかし、第3戦のデンマーク戦でようやく攻撃陣が覚醒し4-0で勝利を収めると、決勝トーナメント1回戦のコロンビア戦も2-0で快勝した。
そして、準決勝に登場した開催国ブラジルは、その実力を存分に見せつけた。オーバーエイジ枠で出場しているFWネイマール(バルセロナ)の開始14秒弾などでホンジュラスを圧倒。驚異のゴールラッシュで6-0と大勝した。
結局、5試合で12得点0失点という盤石の戦いぶりで決勝まで上り詰めた。ネイマールを筆頭に、FWガブリエル・ジェズス、FWガブリエル・バルボサら強力攻撃陣が躍動している。
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