鎌田大地、伊東純也の完璧クロスのお膳立てを仕留めきれず 日本代表OBも落胆「いやー、これは決めてほしい」
前半35分、日本は伊東のクロスからチャンスも鎌田が決められず福田正博氏が一言
日本代表は6月14日、パナソニックスタジアム吹田でのキリンカップ決勝でチュニジア(FIFAランキング35位)と対戦。一進一退の攻防が続くなか、前半35分にMF鎌田大地(フランクフルト)が決定機を逃し、解説を務める元日本代表FW福田正博氏は「いやー、これは決めてほしいな」とリクエストした。
森保一監督率いる日本は、6月シリーズで4試合を予定。パラグアイ、ブラジル、ガーナと対戦し、ラストとなるチュニジアとキリンカップ決勝での対戦となった。
ガーナ戦から8人スタメンを入れ替えた日本は、ガーナにボールを持たれる時間も多く、DF吉田麻也(サンプドリア)らを中心に守り抜く。0-0のまま時間が経過していくなかで、前半35分に絶好機が訪れた。
FW伊東純也(ヘンク)が左サイドをドリブルで突破し、ゴールライン際をえぐって中央へ折り返し。FW浅野拓磨(ボーフム)がニアで囮となり、鎌田がファーサイドでフリーになって飛び込んだが、速いボールをミートできずにチャンスを逃した。
解説を務める福田氏は、「いやー、これは決めてほしいな」と思わず本音。「自分が思ったよりも前に入りすぎたのと、ショートバウンドでピッチがスリッピーだったので、ファーストバウンドが伸びて思ったよりも(ボールが)足元に入りすぎてしまったんだと思う」と語っていた。