ネイマールの史上最速14秒弾に6得点! ブラジルが衝撃のゴールラッシュでリオ五輪決勝進出

エース圧巻の最速弾で波に乗り、6-0でホンジュラスを撃破

 サッカー王国ブラジルが、その強さをリオデジャネイロ五輪準決勝でいかんなく発揮した。17日(日本時間18日)の準決勝第1試合で、ホスト国ブラジルがマラカナンスタジアムでホンジュラスと対戦。エースのバルセロナFWネイマールが開始14秒という五輪サッカー史上最速の先制点を奪うと、そのまま一気にゴールラッシュ。1試合6ゴールを挙げて6-0と大勝し決勝へ進出した。

 ホンジュラスのキックオフで試合が始まって、わずか14秒だった。最終ラインまで一度バックパスでボールを下げたホンジュラスに対し、ブラジルは前線から果敢なプレスを敢行。相手ゴール前でボールを奪い取ったネイマールが、こぼれ球に反応すると相手GKともつれ合いながらボールはそのままゴールに転がり込んだ。大会開幕当初、ブラジル代表は決定力不足に苦しみ、ネイマールも不発が続いていたが、この準決勝では五輪最速となる秒速弾であっという間にゴールを陥れた。

 このプレーで胸を打ったネイマールが担架で運び出され3分ほど試合が中断したが、ネイマールは何事もなくピッチに戻った。エースであり精神的支柱であるネイマールのゴールで落ち着いたブラジルは、前半のうちに追加点を奪う。同26分、スルーパスに抜け出したFWガブリエル・ジェズスが飛び出してくる相手GKの動きを見極めて、入れ替わるようにシュート。来年1月にマンチェスター・シティ移籍が決まっている新鋭のゴールで、ブラジルが2-0とリードを広げた。

 さらに勢いの止まらないブラジルは同35分、ネイマールのスルーパスに再び抜け出したジェズスが左サイドから切り込み、そのまま相手GKとの1対1を制してゴール。3-0と力の差を見せつけるゲーム展開で前半を終えた。

 

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