アーセナル冨安健洋、来季はCBでプレー? 英紙がシステム変更の可能性を指摘「3バックでうまくやっていた」
冨安は21-22シーズン、右SBの主力として活躍
日本代表DF冨安健洋が所属するアーセナルが迎える2022-23シーズンから3バックシステムで戦う可能性があると英紙「デイリー・ミラー」が報じている。右サイドバックで不動のポジションを築いている冨安もセンターバックの一角としてプレーすることになるかもしれない。
ミケル・アルテタ監督率いるアーセナルは4-2-3-1あるいは4-3-3システムを基本として2021-22シーズンを戦った。しかし、冨安とキーラン・ティアニーの両サイドが故障離脱した終盤戦で駒不足が明らかとなり、サイドバックは今オフにおける補強ポイントの1つと見られていた。
そうしたなかで、新戦力の到来によって、システム自体の変更の可能性が浮上しているという。
「デイリー・ミラー」紙によれば、アーセナルはセリエAのトリノで今季ブレークを遂げたブラジル人センターバックのDFブレーメルに関心を持っている。この25歳のDFは3バックでのプレーを好んでいると公言しており、アーセナルに新たな選択肢をもたらす存在になりうると考えられているようだ。マルセイユにローン移籍していたフランス代表DFウィリアン・サリバの復帰も3バック変更を後押しする可能性がある。
記事では次のように指摘されている。
「今シーズンのガナーズは4バックで戦っていたが、ブレーメルの獲得とウィリアン・サリバの復帰はノースロンドンのクラブがフォーメーションを変更する可能性を示唆している。昨年加入したベン・ホワイトと冨安健洋はエミレーツにやってくる前に3バックでうまくやっていた。アルテタはこれを短期的なプランとして考えていたわけではないはずだ」
シーズンを通して右サイドバックとして定着していた冨安だが、加入2年目となる来季は3バックの一角として新たな役割を託されることになるかもしれない。