日本とW杯で対戦の独代表MF、相手GKと1対1の“大チャンス逸”が話題 「地獄の空気」

ドイツ代表MFヨナス・ホフマン【写真:ロイター】
ドイツ代表MFヨナス・ホフマン【写真:ロイター】

欧州ネーションズリーグ第3節ハンガリー戦、独代表MFホフマンのプレーに注目

 11月のカタール・ワールドカップ(W杯)で日本と対戦するドイツが、現地時間6月11日の欧州ネーションズリーグ第3節でハンガリーと対戦。ドイツ代表MFヨナス・ホフマン(ボルシアMG)のビッグチャンス逸に「最高のチャンスを逃した」「これミスったら地獄の空気」と反響が広がっている。

 試合は開始6分、ハンガリー代表DFナジ・ジョルトに決められて失点。先制されたドイツだったが、直後の同9分、DFニコ・シュロッターベック(フライブルク)のパスにホフマンが飛び出し、相手GKの前で触ってかわすと、無人のゴールにシュートを流し込んで2試合連続ゴールをマークした。

 注目を浴びているのは、ドイツに訪れた後半27分のビッグチャンスだ。自陣からの速攻で中央を崩すと、ホフマンが絶妙なタイミングで抜け出し、相手GKと1対1を迎える。しかし、ここでホフマンはシュートせず、左から上がっていたFWティモ・ヴェルナー(チェルシー)へのパスを選択。ハンガリー守備陣にクリアされて決定的チャンスを逃したドイツは、その後も牙城を崩せずに1-1のドローに終わった。

 ドイツ紙「Sueddeutsche Zeitung」は「シュートを打つべきところでパス」とホフマンのプレーに注目。「イングランド戦では、最も危険なドイツ人アタッカーであった。ホフマンが1人でゴールを決めていれば、この夜のヒーローになっていただろう。しかし、彼は無我夢中でヴェルナーにパスを出し、その結果、ドイツにとってこの試合最高のチャンスを逃してしまった」とクローズアップしている。

 また、スポーツチャンネル「DAZN」で試合ハイライト映像が公開されると、「ホフマンのポジショニングうますぎる」「ホフマンめちゃくちゃスピードあるな」と同点ゴールに称賛の声が上がった一方、「これミスったら地獄の空気」とチャンス逸の場面にも注目が集まっていた。

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