「これは犯罪だ!」 ソン・フンミンの年間ベスト11落選に韓国驚き、「PFAの権威が地に堕ちた」と失望感露わ
プレミアリーグ年間ベスト11“選外”が物議、母国メディアも驚き隠せず
イングランド1部トッテナムの韓国代表FWソン・フンミンが、2021-22シーズンのプレミアリーグ年間ベストイレブンから漏れたことが物議となるなか、韓国メディアは「英国プロサッカー協会(PFA)の権威が地に堕ちた」と、まさかの結果に失望感を示している。
ソン・フンミンは今季プレミアリーグでPKを1本も蹴らずに23得点をマークし、リバプールのエジプト代表FWモハメド・サラーとともに得点王を獲得。同リーグでアジア人初のゴールデンブーツ獲得という偉業を達成した。
トッテナムではFWハリー・ケインとともに前線を牽引し、来季のUEFAチャンピオンズリーグ出場権を獲得したチームの絶対的存在として、インパクト十分の働きを披露。年間ベストイレブン入りは濃厚とも見られていたなかで、英プロサッカー選手協会(PFA)メンバーによる投票結果は、選外だった。
この驚きの結果は英メディアでも話題に。英地元紙「ロンドン・イブニング・スタンダード」では「ソン・フンミンはPFAの年間最優秀チームに選ばれず、またしてもシーズン終了後の表彰を受けることができなかった」と報じれば、英紙「デイリー・メール」も「ソン・フンミンはPFAチーム・オブ・ザ・イヤーで無視された」と報じている。
FW枠にサラー、クリスティアーノ・ロナウド(マンチェスター・ユナイテッド)、サディオ・マネ(リバプール)の3人が名を連ねた受賞結果に、韓国のスポーツ・芸能総合サイト「OSEN」も「“これは犯罪だ!”…PFA当局、ソン・フンミン外しにファン怒る」と見出しを打ち、失望感を露わにしている。
「PFAはイングランドで最も権威のある協会である。しかし、最近の不可解な受賞結果は、その権威を失墜させ続けている。世界中でファンが怒りの声を上げている事実を考えると、PFAの信頼は徐々に底を地に堕ちていきそうだ」
今やアジアのみならず、世界屈指のストライカーへと成長したソン・フンミン。とりわけ、今季のプレミアでの活躍ぶりは際立っていただけに、まさかの結果に母国メディアも驚きを隠せずにいた。
(FOOTBALL ZONE編集部)