4発快勝ガーナ戦の収穫は“連係の右”と“三笘の左” 元日本代表MF松井大輔が称賛「ブラジル戦での教訓を生かした」
3人目の動きで崩す右サイド、三笘の1対1で仕掛ける左サイドとバランスが良好
「得点シーンなんかはサイドで3人目の動き、フットサルで言えば3レーンを作ってからの飛び出し、フリックみたいな感じ。サイドで苦しくなった展開、押し込んだ時に使えるパターンで、(6月6日の)ブラジル戦ではなかった突破。昔で言うと、香川真司くんと本田圭佑が2人でトントンやって、前に進んでいく。それが3人の関係でサイドを崩すのは素晴らしい」
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また、右サイドを使いながら、サイドチェンジで左の三笘に1対1をさせる形も効果的だったと分析する。
「左は1対1をさせて上がる。右は上手くパスワークで崩す。すごくバランスがいい。三笘くんが(久保くんの得点シーンで)なぜ縦に行けたのか。それまでにセンターリングを見せておいたのと、一度中に行くとのフェイントを見せている。速さもあるし、自分の間合いも持っている。ブラジル戦での教訓を生かした形で、すごく冴えていた」
カタール・ワールドカップ(W杯)のメンバー入りを懸けたサバイバルで生き残るために、各選手が持ち味を生かしてアピールに成功する形となった。