森保J、ガーナ戦出場全17選手「パフォーマンス査定」 MVP級の活躍…唯一の満点評価は?
久保と柴崎がインサイドハーフ、堂安&三笘&上田の東京五輪トリオが攻撃陣を形成
<MF/FW>
■遠藤 航(シュツットガルト)=★★★☆☆(→後半24分OUT)
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“信頼の証”として、3試合連続でスタメンを飾り、安定したプレーを発揮。前半27分にはカウンターを食らいそうになるものの、ブンデス”デュエル王”の君臨で難なくカットした。厳しいスケジュールで疲れも見えたか、途中で交代となった。
■柴崎 岳(レガネス)=★★★★☆
インサイドハーフで先発出場し、積極的に攻撃へ顔を出した。前半14分にはDF山根視来のクロスをヘディングシュート。4点目となったFW前田大然のゴールも攻撃の意識を緩めなかったからこそ、つながったものだった。「個人的にゴール前に入っていくタイミングとかは、できれば入っていこうという意識を持っていた」と話すとおり、無駄な攻撃は少なかった。
■久保建英(マジョルカ)=★★★★☆
デビューから約3年で嬉しい代表初ゴール。インサイドハーフとして序盤から前へ重点を置きながらも、要所では守備でも力強さを見せた。本人も「ファウルが多かったがつぶすところつぶして、カウンターもさせなかった自己評価もあった」と納得の出来。持ち前のパスセンス、攻撃センスで観客を魅了し続けたご褒美のゴールだった。「こぼれてくる予感がした」と嗅覚も研ぎ澄まされていた。
■堂安 律(PSV)=★★★★☆(→後半24分OUT)
チームのファーストシュートを放ち、勢いをつけた。FW上田綺世、FW三笘薫、MF久保建英との東京五輪世代”カルテット”で攻撃陣をけん引。DF山根視来とも呼吸が合っていた。堂安自身が「やりやすい、出したいところにいてくれる」と話す久保との連係も深まった。「野心は変わっていないが、余裕が出てきた」と自己分析も冷静だった。
■三笘 薫(ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズ)=★★★★★(→後半35分OUT)
前半終了間際の嫌な失点で流れが傾きかけたところを一撃でシャットアウト。もちろんゴールは文句なしだが、ブラジル戦でDFエデル・ミリトンに止められた悔しい思いを払しょくするかのような突破力だった。ガーナのディフェンス陣では三笘は止められず。MF久保建英の初ゴールもお膳立てし、まさにMVPの活躍だった。
■上田綺世(鹿島アントラーズ)=★★★☆☆(→後半35分OUT)
2試合連続出番なしで、ようやくつかんだ出場機会。だが、周囲からなかなか生かされきれず、上田の良さは出にくかった。前半20分にはクロスに絶妙な飛込を見せてヘディングシュートを放ったが、GKの正面。後半18分のシュートは枠内に飛ばなかった。1トップとしてはゴールを決め切り、アピールしたかったところだ。