ザルツブルク南野がCLプレーオフ参戦へ 五輪の悔しさを胸に欧州最高峰の舞台を目指す

敵地ディナモ・ザグレブ戦の遠征メンバーに入る

 リオデジャネイロ五輪で日本代表メンバーとして戦ったレッドブル・ザルツブルクのMF南野拓実に、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)プレーオフでの雪辱のチャンスが与えられたようだ。16日(日本時間17日)に行われるCLプレーオフ、ディナモ・ザグレブ(クロアチア)との敵地第1戦の遠征メンバーに入ったと、オーストリアの情報サイト「LAOLA1」が報じている。

 南野は10日(日本時間11日)のリオ五輪グループリーグ最終戦のスウェーデン戦に先発出場。1-0で勝利したものの得点に絡めず、後半12分に途中交代した。決勝トーナメントに進めず所属するザルツブルクに戻ることになったが、スペイン人のオスカル・ガルシア監督は南野の実力を買ってディナモ・ザグレブとのアウェーマッチのメンバーに入れたという。

 ガルシア監督は「我々は慎重にディナモを分析した。我々が戦う相手はチャンピオンズリーグのグループステージに入ることが偶然ではないチームだ」とリスペクトしつつ、本戦出場へ強い意欲を語っている。

 また、同サイトは「ミナミノは五輪で1ゴール2アシストを決めた」とナイジェリア戦の前半12分に決めたゴールなどを紹介している。ヤングボーイズでCL本戦出場を目指すFW久保裕也とともに、南野はリオ世代としての意地を欧州最高峰の舞台で見せられるだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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