「多くの選手を試せた」 W杯出場国ガーナに4-1快勝…森保監督、メンバー起用で成果強調
三笘、久保らがゴールし勝利、14日のキリンカップ決勝でチュニジアと対戦
森保一監督の率いる日本代表は6月10日にキリンカップで、ガーナ代表と対戦した。前半にDF山根視来のゴールで先制した日本は、MF三笘薫の代表通算4点目、MF久保建英とFW前田大然の代表初ゴールもあり、4-1で勝利している。
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ブラジル戦から先発メンバー9人を入れ替えた森保監督。ここまで出場機会の少ない選手たちにとっては、アピールをしたい一戦だったが、カタール・ワールドカップ(W杯)出場を決めているガーナを相手に、ホームで快勝した。
これまで出場機会の少なかった選手が多く得点に絡み、試合の終盤では3バックもテストできた一戦。多くのことを確認できた試合を終えて、森保監督は「まずはブラジルと戦い、敗戦して、ホームで連敗ができないということで、選手たちが良い準備をしてくれました。この試合もメンバーが変わったなかで、良いトライをしてくれました。誰が出ても勝つ、誰が出てもチームが機能することを、選手たちが意思を持ってトライしてくれました」と、試合を振り返った。
そして、この日の収穫について「まずは多くの選手をW杯に出場するガーナとの対戦で試せたこと。そしてシステム的にも、グループ戦術のところでも、いろいろな選手を組み合わせて戦うところに、選手たちがトライしてくれたと思います。かつしっかり結果を得られたこと。選手たちが頑張ってくれました」と語り、内容と結果ともに満足した様子を見せた。
14日のキリンカップ決勝では、チリを2-0で破ったチュニジアと対戦する。タイトルのかかった一番に向けて、指揮官は「まずはホームで勝つこと。そして6月最後の4戦目で、誰が出ても勝つ。誰と組んでも機能するところをしっかり見せたい」と、気を引き締めなおし、「応援ありがとうございました」と、感謝を述べている。