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セスクのチェルシー退団が急浮上 移籍先は母国スペインではなくユベントスか
プレミア開幕戦で出場機会なし クラブは売却先探すもバルサ、レアルとの交渉は不調に
スペイン代表MFセスク・ファブレガスは、闘将アントニオ・コンテ新監督率いるチェルシーから去る日が近づいているのかもしれない。プレミアリーグ開幕戦で出場機会なしに終わった司令塔だが、古巣バルセロナとその宿敵レアル・マドリードへの売却案が暗礁に乗り上げ、ユベントス移籍が浮上したと英紙「デイリー・ミラー」が報じている。
コンテ新体制となったチェルシーは、15日(日本時間16日)に行われたウェストハムとの開幕戦に臨んだ。後半2分にベルギー代表FWエデン・アザールのPKによる先制弾、その後1-1の同点とされたが終了間際の同44分に元スペイン代表FWジエゴ・コスタの勝ち越し弾が決まり、2-1と白星発進を飾った。
しかしこの試合では過去2シーズン、中盤の軸としてプレーしていたセスクの姿はピッチではなくベンチ内にとどまった。レスターから加入したフランス代表MFエンゴロ・カンテが先発出場した一方、セスクは3人の交代枠でも起用されず。これを受けて現地では、セスクの去就話が急浮上している。
同紙によるとチェルシーはすでに売却先を探っており、かつて所属したバルサ、そしてセスクにとっては“禁断の移籍”となるレアルにオファーをかけたという。しかしバルサはすでに、セスクと同じポジションにポルトガル代表MFアンドレ・ゴメスを4500万ポンド(約58億円)で獲得している。一方のレアルも中盤センターは戦力過剰気味で、元スペイン代表MFイスコ、コロンビア代表MFハメス・ロドリゲスを放出しようとしているため、交渉は不調に終わった模様だ。
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