久保&前田がA代表初ゴール! 森保ジャパン、W杯出場国ガーナに4-1快勝、キリン杯決勝でチュニジアと対戦へ

先発起用の久保が17試合目にしてA代表での初ゴールマーク【写真:Getty Images】
先発起用の久保が17試合目にしてA代表での初ゴールマーク【写真:Getty Images】

ガーナ相手に試合を支配、先発起用の久保が17試合目にしてA代表での初ゴールマーク

 日本代表は6月10日にキリンカップの初戦でガーナ代表と対戦。全体にゲームを支配して攻撃的な試合を展開し、MF久保建英とFW前田大然のA代表初ゴールなどで4-1の勝利を収めた。

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 日本は4-3-3システムを継続したうえで、MF久保建英とMF柴崎岳をインサイドハーフ起用。右にFW堂安律、左にFW三笘薫を起用して中央にはFW上田綺世が起用された。また、最終ラインでは右にDF山根視来、左に代表2試合目となるDF伊藤洋輝が入った。

 立ち上がりからカタール・ワールドカップ(W杯)に出場するガーナを相手に主導権を取った日本は前半10分、相手との競り合いでボールをものにした堂安がそのままピッチ中央を突破。ペナルティーエリアまで切り込んでシュートを放ったが枠外に外れた。厚みのある攻撃を仕掛ける日本は久保と堂安の右サイドからの仕掛けや、ジャンプ力のある上田のヘディングなどゴール前のチャンスを作った。

 そして前半29分、右サイドから久保、堂安とワンタッチパスがつながって背後に抜け出した山根が左足シュートを決めて先制ゴール。鮮やかなコンビネーションで得点が生まれた。日本はかなりの時間を敵陣でプレーする試合展開に持ち込んだが前半44分、ビルドアップで山根が中央に入れたパスミスからFWジョーダン・アユーに蹴り込まれて失点した。

 しかしアディショナルタイム、左サイドから三笘が入れたクロスに上田と堂安が飛び込むと、相手GKを惑わせてそのままゴールに吸い込まれて2-1の勝ち越しに成功してハーフタイムを迎えた。

 後半から森保一監督はDF吉田麻也に代えDF板倉滉を投入。積極的にプレーする日本は後半9分、敵陣で久保が相手ボールを奪うとそのまま進出して三笘にラストパスを通したが、三笘のシュートは枠外に飛んだ。後半24分には、MF遠藤航と堂安に代えてMF田中碧とFW伊東純也が投入された。

 そして後半28分、左サイドで三笘が縦に仕掛けてマイナスのボールを入れると、中央で久保が左足で合わせてゴール。これが2019年6月9日の国際親善試合エルサルバドル戦でのデビューから約3年、17試合目にしてA代表での初ゴールになった。

 ラスト10分でFW前田大然とFW南野拓実も投入した日本は後半37分、伊東の突破からのラストパスを前田が押し込んでこちらもA代表初ゴールを奪い4-1で勝利。この日の第1試合でチリに2-0で勝利したチュニジアと14日の決勝戦で対戦することが決まった。

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