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ビッグクラブ移籍を熱望する22歳独代表アタッカー PSGが59億円で獲得を狙う
ドラクスラーに迫る仏王者 移籍成立ならヴォルフスブルクは1年で17億円の売却益をゲット
パリ・サンジェルマン(PSG)に今季就任したウナイ・エメリ監督が、ヴォルフスブルクのドイツ代表MFユリアン・ドラクスラーの獲得を望んでいるという。ドイツTV局「SPORT1」や、フランス紙「Le 10 Sport」が報じている。
22歳のドラクスラーは、1年前に日本代表DF内田篤人が所属するシャルケからヴォルフスブルクに移籍していたが、ビッグクラブへの移籍願望を隠さずに公言する上昇志向の強さを見せている。そして、UEFAチャンピオンズリーグ制覇への野望に燃えるPSGのエメリ監督は、ドラクスラーを高く評価しており、チームに加えたい意向を持っているという。
一方で、ヴォルフスブルクはドラクスラーの安売りに応じる考えはないとしている。PSGは5000万ユーロ(約59億円)を用意して、ヴォルフスブルクを説得しにかかる意向だという。
ドラクスラーは昨夏の時点でイタリア王者ユベントスなども興味を示していたが、最終的には3600万ユーロ(約42億円)という高額移籍金を支払うことに同意したヴォルフスブルクに移籍していた。仮にPSGが5000万ユーロで獲得すれば、ドラクスラーは1年間で1400万ユーロ(約17億円)の売却益をチームに残すことになる。
潤沢なオイルマネーをバックに野望に燃えるPSGは、今夏に元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチを契約満了で退団させている。ドイツの快足ドリブラーは、カリスマFWの次代を担う存在としてパリへ渡ることになるのだろうか。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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