ブラジル戦からメンバーを入れ替え、上田は6月シリーズで初出場

　日本代表（FIFAランキング23位）は6月10日、ノエビアスタジアム神戸で行われるキリンカップでガーナ代表（同60位）と対戦する。試合に先立ちスターティングメンバーが発表され、FW上田綺世（鹿島アントラーズ）、MF久保建英（マジョルカ）が、6月シリーズで初めて先発に名を連ねた。中継で解説を務めるヴィッセル神戸の元日本代表DF槙野智章は、「早くA代表のゴールを見たい」と久保に期待を寄せた。

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　森保一監督率いる日本代表は、今年11月に開幕するカタール・ワールドカップ（W杯）に向けた強化の一環として、2日から14日にかけて国内で計4試合の国際親善試合を実施。すでにパラグアイ（2日／札幌／4-1）、ブラジル（6日／国立／0-1）との対戦を終えている。

　森保監督は前日会見で、選手起用について「ブラジル戦から少し入れ替えて戦いたい」とコメント。「全員ではないが、スタートで出場機会を得ていない選手にもスタートからプレーしてもらえるようにしたい」と、2試合を終えて出番のなかった選手にもチャンスを与えることを示唆していた。

　とりわけ、攻撃陣は中盤から前線にかけては堂安律（PSV／オランダ）、三笘薫（ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズ）、久保、上田綺世と若手が並んだ。槙野は「ブラジル戦からはがらっと変わった」と触れ、とりわけ3トップに期待を寄せた。

「前線3人（上田、久保、三笘）はフレッシュになった。この3人でたくさんのゴールが見れたらと思う。上田選手はフィジカルも強し、空中戦は武器。久保選手は日本のホープ。早くA代表のゴールを見たい。三笘選手がボールを持つことでスタジアムが湧く。今、一番ボールを持つと楽しみな選手だと思います」

　ブラジル戦では無得点だっただけに、ガーナ相手にゴールを奪いたいところだ。

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