得点王ソン・フンミン、まさかのPFA年間ベスト11落選 地元紙落胆「過去最高でも十分ではなかった」

得点王を受賞したFWソン・フンミン【写真:ロイター】
得点王を受賞したFWソン・フンミン【写真:ロイター】

アジア人初のプレミアリーグ得点王獲得のソン・フンミン、落選に地元紙が反応

 イングランド1部トッテナムの韓国代表FWソン・フンミンがプロサッカー選手協会(PFA)による2021-22シーズンのプレミアリーグ年間ベストイレブンに選出されなかった。同リーグでアジア人初の得点王獲得の快挙を成し遂げたストライカーの落選を地元紙も「またしても表彰を受けることができなかった」と落胆の様子で伝えている。

 ソン・フンミンは今季プレミアリーグで35試合に出場。エースFWハリー・ケインの調子が上がらなかった序盤戦からコンスタントに得点を重ね、PKを1本も蹴らずに23得点をマークした。リバプールのエジプト代表FWモハメド・サラーとともに得点王を獲得。プレミアリーグでアジア人初のゴールデンブーツ獲得となった。

 名実ともにリーグ最高のストライカーの1人となったソン・フンミンだが、6月9日に発表されたPFAのベストイレブンからはまさかの選外となった。PFAのメンバーの投票の結果、FWではサラー、サディオ・マネ(リバプール)、クリスティアーノ・ロナウド(マンチェスター・ユナイテッド)の3人が選出されている。

 これについて英地元紙「ロンドン・イブニング・スタンダード」は「トッテナムのスター、ソン・フンミンはPFAの年間最優秀チームに選ばれず、またしてもシーズン終了後の表彰を受けることができなかった」と報じている。

 また、ソン・フンミンは年間最優秀選手賞のノミネートとファン投票でのベストイレブンからも漏れ、シーズン表彰で3度目の選外に。同紙は「過去最高のシーズンでも最優秀選手の候補に入るには十分ではなかった」と落胆の色を浮かべた。

 2021-22シーズンのPFAベストイレブンは以下のとおり。

GK
アリソン・ベッカー(リバプール)

DF
トレント・アレクサンダー=アーノルド(リバプール)
フィルジル・ファン・ダイク(リバプール)
アントニオ・リュディガー(チェルシー)
ジョアン・カンセロ(マンチェスター・シティ)

MF
ケビン・デ・ブライネ(マンチェスター・シティ)
チアゴ・アルカンタラ(リバプール)
ベルナルド・シウバ(マンチェスター・シティ)

FW
モハメド・サラー(リバプール)
クリスティアーノ・ロナウド(マンチェスター・ユナイテッド)
サディオ・マネ(リバプール)

(FOOTBALL ZONE編集部)



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