大会初出場で殊勲のゴールの松木玖生、2位通過も準々決勝へ前向き 「韓国とやれる機会がある」
前半11分にボレーを決めた一方、同終了間際のPKはポスト直撃でミス
ウズベキスタンで開催中のU-23アジアカップで、D組の日本は6月9日のグループリーグ最終戦でタジキスタンと対戦。3-0の勝利も2位通過で準々決勝では韓国と対戦することが決まったが、MF松木玖生は「2位通過で韓国とやれる機会がある」と前向きに捉えた。
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松木は今季、青森山田高から加入してすぐにFC東京でレギュラー級の起用とルーキーイヤーに存在感を発揮し、U-21世代で臨んだこのチームに招集された。大会ではこのゲームが初出場だったが前半11分、コーナーキックを中央でDF馬場晴也がつないだところに松木が豪快な左足ボレーシュート。これがネットに突き刺さり先制ゴールを奪った。
鮮やかな一撃に松木は、「まずこぼれ球でうまく自分を探してくれていいパスが来たので、冷静に流し込むことができた」と、馬場への感謝を話した。
一方で松木は前半終了間際のPKのチャンスでキッカーを務めたが、相手GKの逆を突いてゴール左を狙ったものの、シュートはゴールポスト直撃で枠外へ。追加点のチャンスを逸してしまった。後半に退場者も出した日本はそれでも3-0で勝利したが、2勝1分で並んだサウジアラビアを得失点差で下回り2位通過。C組を首位で通過した韓国との対戦になった。
それについて松木は「もちろん次もタフな戦いになるけれども、2位通過で韓国とやれる機会があるので自分たちらしいサッカーをしたい」と前向きなコメント。中2日で6月12日に激突する日韓戦への意気込みを語った。
準々決勝は、敗れればそのまま大会から姿を消すことになる。準決勝まで進出すれば3位決定戦もあるため、大会全体で6試合を経験できる。そうした意味でも大きなポイントになるゲームで、日本は壁を突破することができるだろうか。