英紙がトットナムの韓国代表FWを酷評 志願の五輪参戦も8強敗退で「有罪」「無駄に終わる」

地元紙がプレミア開幕戦回避で五輪に参戦したソン・フンミンを一刀両断

 トットナムの韓国代表FWソン・フンミンは、リオデジャネイロ五輪にオーバーエイジ(23歳以上)枠で志願の参戦を果たしたが、準々決勝でホンジュラスに0-1と惜敗。メダル獲得による兵役免除を果たせず、試合後はピッチ上で号泣しながら大会を去ることになったが、英紙は不発のストライカーの五輪参加を「無駄だった」「有罪」と酷評している。地元紙「ロンドン・イブニング・スタンダード」は、「トットナムのソン・フンミンはオリンピック準々決勝での韓国敗退で無駄に終わる」と報じている。

 ベロオリゾンテで行われた一戦でソンはゴールを決められず、英紙は「ソン・フンミンはリオ五輪2016の男子サッカー準々決勝での韓国代表敗退において、数々の決定機を外したことで有罪となった」と一刀両断。ソンは相手GKルイス・ロペスの牙城を崩せず、4強進出に貢献することができなかった。

 所属するトットナムでは、イングランド代表FWハリー・ケインらの後塵を拝して定位置確保に程遠いソンだが、メダルを獲得できれば兵役免除の特権を手にできるため、リオ五輪に志願の出場。だが、その思いは8強敗退という形で潰えた。

 勝利への執念を見せたソンは、試合後は判定を巡って主審に食い下がるなど敗戦を受け入れられずに号泣。イングランドの地元紙は、プレミア開幕戦を回避して参戦しながら目標を達成できなかった韓国代表ストライカーに、厳しい視線を送っている。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

page 1/1

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング