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ブラジル代表MFフレッジが日本に感銘 渋谷&有楽町観光の”裏話”から見るスターの素顔「みんな親切で大好きになった」
フレッジは7日に渋谷や有楽町を訪れ、短い時間で観光を楽しんだ
ブラジル代表MFフレッジ(マンチェスター・ユナイテッド)は、6月6日に国立競技場で行われたキリンチャレンジカップの日本戦(1-0)から一夜明けた7日、東京観光をして世間をにぎわせた。自身の公式SNSを通して、渋谷観光スポットや有楽町の居酒屋を巡り日本を満喫する様子を公開。この東京観光に同行した関係者は、フレッジが「日本が大好きになった」「また必ず日本に来たい」と喜んでいたことを明かした。
6日の日本対ブラジル戦。6万人以上が国立に駆け付けた一戦で、ブラジルはFWネイマール(パリ・サンジェルマン)やFWヴィニシウス・ジュニオール(レアル・マドリード)、MFカゼミーロ(レアル)、DFマルキーニョス(PSG)やDFエデル・ミリトン(レアル)ら主力クラスが先発。フレッジもボランチに入り、スター軍団が序盤から日本を押し込んでいくなか、後半32分のPKをネイマールが決めて1-0と勝利した。
この一戦から一夜明けた7日、ブラジル代表は宿泊施設で現地解散となった。そこでフレッジは「渋谷を回りたい」と観光へ。代表スタッフや関係者とともに、念願のスクランブル交差点と展望施設「渋谷スカイ」へ向かった。スクランブル交差点は車内から楽しみ、スカイでは写真撮影を行ってインスタグラムのストーリー(24時間で自動的に削除される写真・動画)に投稿。すると、それを見た多くのファンが駆け付けた。
今回、新型コロナウイルス感染予防の観点からファンサービスを行わないよう通達を受けていた代表チーム。フレッジ自身、「本当はファンサービスしたかった」と残念がったそうだが、カメラを向けられても笑顔を絶やさず、応えていた。
次にフレッジは「有楽町のビックカメラに行きたい。日本のご飯が食べたい」と話したという。だが、航空機の時間が迫っていたことから、家電量販店のビックカメラは諦め、高架下の居酒屋へ。「スシ! スシ!」と、日本食も楽しみにしていたようで、天ぷらと焼き魚、寿司を注文。ここでもファンに囲まれたが、食事しながら笑顔で対応した。
移動中にはサッカーの話が多かったようで、日本戦についても「すごくいいチームで難しい戦いだった。ただ、ワールドカップ(W杯)前にいい経験ができた。こういうシビアな経験ができてすごく良かった」と話していたという。
帰り道には銀座を通り、目を輝かせていたフレッジ。「浅草の雷門も見たかった」と、観光の時間が足りず、悲しんでいた。それでも、日本が大のお気に入りとなり、「みんな親切で大好きになった。また必ず日本に来たい」と、次の来日を心待ちにしていたようだ。
世界的なスーパースターだが、日本に対するリスペクトを忘れず、気さくで優しい人柄の29歳。フレッジにとっても、遠い日本での短い滞在期間は貴重なものとなっていたようだ。