森保J、ブラジル戦出場全17選手「パフォーマンス査定」 劣勢の日本で“最も奮闘した1人”は?
頼みの“切り札”三笘もドリブルを封じられる
<MF/FW>
■鎌田大地(フランクフルト)=★★★☆☆(←ハーフタイムIN)
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中間のポジションに入り込み、ボールを引き出してタメを作ろうと試みる。思うようにパスが出てこないシーンも少なくなかったが、インサイドハーフの鎌田がいなければ攻撃はさらに停滞していただろう。後半36分に柴崎が入ったあとは、4-2-3-1のトップ下に回った。
■前田大然(セルティック)=★★☆☆☆(←後半22分IN)
自慢のスピードでGKアリソンや相手の最終ラインにプレッシャーをかけ続け、後半27分には敵陣のゴールライン際でボールを残し、伊東のシュートにつなげてみせた。もっとも、古橋に代わってセンターフォワードに入っただけに、シュート0本は寂しいところだ。
■堂安 律(PSV)=★★☆☆☆(←後半27分IN)
スピードの伊東とは違った形で攻撃にアクセントを加えようとしたが、いかんせん仕掛けるチャンスが少なすぎた。ポジションを争う久保建英に出番がなかったことを踏まえると、4か月ぶりの代表で右ウイングの2番手の座を固めつつあるか。
■三笘 薫(ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズ)=★★☆☆☆(←後半27分IN)
後半41分にワンツーで抜け出してペナルティーエリア内で倒されるもファウルコールはなし。その直後には、意地のドリブルで挽回しようとしたが、エデル・ミリトンのフィジカルに押し負けた。試合後には、「相手の強さを感じた」「スピードのところでまだまだ全然足りない」と自らの課題を挙げていた。
■柴崎 岳(レガネス)=※出場短時間のため評価なし(←後半36分IN)
短い出場時間のなかで、シンプルに縦につけて味方の反撃を促そうとした。ただ、鎌田がインサイドハーフとして存在感を増しているなかでは、4-3-3がメインシステムであるうちは厳しい立場が続きそうだ。