「見守る母にゴールを捧げた」 C・ロナウド、スタンドの母親が2ゴールに感涙に英メディア注目

スイス戦で2ゴールを決めたFWクリスティアーノ・ロナウド【写真:ロイター】
スイス戦で2ゴールを決めたFWクリスティアーノ・ロナウド【写真:ロイター】

2ゴールの活躍でポルトガルの勝利に貢献

 ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドは、UEFAネーションズリーグ・リーグAグループ2第2戦でスイスと対戦し、2得点の活躍で4-0の勝利に貢献した。英紙「デイリー・メール」ではロナウドのゴールシーンに注目。「ポルトガル代表ユニフォームを着て見守る母にゴールを捧げた」と取り上げている。

 前節スペイン戦(1-1)は先発を外れたロナウドだったが、迎えたスイス戦でスタメン復帰。前半15分、早速ポルトガルがペナルティーエリア手前でフリーキック(FK)を獲得し、ロナウドがキッカーを務める。放たれたボールは一旦相手GKにセーブされるも、MFウィリアム・カルバーリョがこぼれ球を押し込んで先制に成功した。

 さらに前半35分、右サイドのボールを粘ったMFブルーノ・フェルナンデスの折り返しをFWディオゴ・ジョッタがターンから走り込んだロナウドへ。少し弾んだ難しいボールをゴールに突き刺しポルトガルが2点目を奪う。

 ロナウドはそれだけでは止まらない。その4分後、ジョッタのシュートのこぼれ球を上手く押し込んでこの日2ゴール目をマーク。その後、後半28分にDFジョアン・カンセロが追加点を挙げ、4-0でポルトガルが圧勝。ロナウドは終始攻守に奮闘し、勝利に大きく貢献した。

 英紙「デイリー・メール」では、スタジアムに観戦しに来ていたロナウドの母マリア・ドロレス・ドス・サントス・アヴェイロさんが息子の得点に喜ぶ姿に注目。「見守る母にゴールを捧げる」と見出しに取り紹介。記事では「ロナウドはスイスを破ったとき、スタンドの母親にゴールを捧げた。母親は涙を流しながら見守っていた」と続けている。

 長年多く得点してきたロナウドだが、37歳という年齢で“主将”として活躍する息子の姿は母親としても感動的なものだったようだ。

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