「難しいテストだった」 ブラジル代表マルキーニョス、1-0辛勝の日本戦に見解「非常に良い試合」

ブラジル代表DFマルキーニョス【写真:高橋 学】
ブラジル代表DFマルキーニョス【写真:高橋 学】

フル出場したマルキーニョス、母国メディアに日本との一戦に言及

 日本代表は6月6日に国立競技場でブラジル代表と国際親善試合を行い、0-1で敗戦した。フル出場したブラジル代表DFマルキーニョスは、母国メディア「グローボ・エスポルチ」に「ワールドカップ(W杯)ではこうやって1-0で次のラウンドに進まなければいけないこともある」とコメントしている。

 日本は立ち上がりにピンチを招き、ブラジルの猛攻に苦戦したものの守備ブロックが耐えて0-0の時間を長くした。時にカウンターに入れそうな場面もあったが、最終的にはFWネイマールのPKによる1点で敗れた。

 2日には韓国に5-1で圧勝していたブラジルだが、パリ・サンジェルマン(PSG)に所属で世界最高峰のセンターバックの1人と称されるマルキーニョスは試合について「予想通り、予想以上に難しい試合になった。韓国戦のほうが、パフォーマンスが良かったのでやりやすかったのだろう。序盤いくつかのミスがあり、日本に自信を与えるようなパスもあった」と振り返っている。

 一方で、その1点差の勝利については「非常に良い試合だった。難しいテストだった。ワールドカップ(W杯)に向けて準備が整ったチームであり、対戦チームになる可能性もある。結果はそこにある。でも、W杯ではこうやって1-0で次のラウンドに進まなければいけないこともある」と、本大会を見据えたうえでも勝利という結果を残したことへの重要性を話した。

 実際に、これが本大会ならブラジルに勝ち点3、日本に勝ち点0の試合だったという事実はそこにある。そして、マルキーニョスは「理想のシナリオと現実のシナリオ。何が起ころうとも、ここでの2試合でやったようにベストを尽くさなければならない」と、2連勝で終えたアジア遠征についてコメントしていた。

 ブラジルは今後9月のインターナショナル・マッチウィークで、延期されている消化試合になったW杯南米予選のアルゼンチン戦、国際親善試合メキシコ戦を行い、11月に開幕するカタールW杯に臨む。

【読者アンケート】日本代表@ブラジル戦

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