6日に国立競技場で日本と対戦、チッチ監督＆サンパイオコーチが登壇

　キリンチャレンジカップで日本代表と対戦するブラジル代表のチッチ監督、セーザル・サンパイオコーチが6月5日、試合前日の公式会見に臨んだ。国立競技場での一戦に向け、かつてJリーグでもプレー経験があるサンパイオコーチは日本の警戒すべきポイントを明かした。

　FIFAランキング1位のブラジル代表は、カタール・ワールドカップに向けた強化の一環として6月に韓国、日本と対戦。2日に行われた韓国との一戦で5-1と快勝したなか、6日には国立競技場で日本との試合を控える。

　試合前日会見には、チッチ監督とともに、かつて横浜フリューゲルスや柏レイソル、サンフレッチェ広島でプレー経験のあるサンパイオコーチも登壇。日本の印象については「バランスの取れたチームでディフェンスが強固、前線にもクリエイティブな選手が揃う」と話した。

　警戒すべき具体的な選手名も挙げ、アンカーのMF遠藤航について「ポジショニングが強い選手と」分析。さらに、前線の選手への印象については「南野（拓実）はテクニックがあり、伊東（純也）は1対1に強い」と明かしたうえで、「お互いにテクニックを駆使して勝利を目指す似た特徴を持っている。明日の試合を見た人は幸せな気持ちになると思っている」と、有意義な試合になることを期待した。