サラー、今夏スペインに移籍? バルセロナ触手…リバプール残留へ“態度硬化”と英指摘
リバプールとの契約は2022-23シーズン末まで、その後の動向は現状不透明
イングランド1部リバプールは、エジプト代表FWモハメド・サラーとの契約が2022-23シーズン末までとなっている。来季後の動向が不透明となっているなか、英紙「デイリー・ミラー」は、大型補強を目指すスペイン1部バルセロナが、サラーの獲得に乗り出す可能性を報じている。
音楽ストリーミングサービス「Spotify」とメインスポンサー契約や本拠地カンプ・ノウのネーミングライツ契約を結んだバルセロナは、2億3500万ポンド(約386億円)の資金を得るとされる。それをもとに2023-24シーズンに向けた補強を進めているとされるなか、サラーに対しても誘いが届いたという。
セネガル代表FWサディオ・マネの退団が近いとされるリバプールだが、サラーは近い友人にクラブとの契約延長をほのめかしていた。しかし、このバルセロナからのオファーが届いたことにより、態度を硬化させたと考えられている。
バルサのシャビ・エルナンデス監督は、ドイツ1部バイエルンのポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキやイングランド1部ウォルバーハンプトンのポルトガル代表MFルベン・ネベスの獲得に自信を見せているという。
記事では、「アジアでの親善試合に向けたプレシーズンに選手たちが戻ってくる前に、リバプールは難しい判断が残される。サラーは新契約を結ばないままでも、新シーズンもリバプールでプレーすることを示唆しているが、クラブは契約満了を迎えさせるべきか悩むことになる」と報じており、戦力維持を期待しているユルゲン・クロップ監督の意に反して、サラーが移籍金の発生するタイミングでクラブを離れる可能性を指摘した。
シーズン終盤まで4冠の可能性を残し強さを示したリバプールだが、新シーズンに向けては、様々な課題が出てきそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)