ビッグゲームでは「自分の出来に満足いかなかったことがない」 久保建英、”強豪”ブラジルだからこそ抱く自信
21歳の誕生日を迎えた久保が取材に対応
森保一監督率いる日本代表MF久保建英は6月4日、キリンチャレンジカップ・ブラジル戦(6日/国立競技場)に向けてオンライン取材に応じた。FIFAランキング1位の強豪との対戦。久保にとってもA代表で初めてのブラジル戦となるが、これまで「あまりビッグゲームで自分の出来に満足いかなかったことがない」と、格上だからこそ力を出し切る覚悟を示した。
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この日21歳の誕生日を迎えた久保は精悍な顔つきで語った。「間違いがあったら指摘してほしいんですけど……」と前置きしたうえで、ブラジル戦への意気込みを力強い言葉で話した。
「あまりビッグゲームで自分の出来に満足いかなかったことがない。格上を相手に(自分が)消えていた、負けていたと思ったことはプロになってからない。チームが上手くいっていなくて出番がないとか、残り15分しかないということはあるけど、やれないことはない。どんなメンバーかも大体わかる。南米相手は苦手じゃない。どちらかと言えば次のガーナの方が苦手。ブラジルだからというのは別になる」
これまで、スペイン1部では期限付き移籍先のマジョルカ、ビジャレアル、ヘタフェでプレー。リーグ戦ではバルセロナや、久保の保有元レアル・マドリードなど強豪とも対戦してきた。たとえば、5月1日に行われたラ・リーガ第35節・バルセロナ戦(1-2)で後半から途中出場した久保は「素晴らしい仕事をした」とハビエル・アギーレ監督から賛辞を送られた。ヘタフェでプレーしていた昨年4月21日の第31節バルサ戦では2ゴールに関与。今年3月のレアル戦でも高パフォーマンスを発揮した。
年代別代表でも東京五輪ではチーム最多の3ゴールをマーク。ビッグクラブとの対戦、大一番で頼もしい姿を見せてきた。
「相手が強ければ強いほど燃えるんじゃないですかね。負けている試合の方が良いプレーを出せることが多い」
久保にとっても貴重なアピールの場となるブラジル戦。力を出し切り、久保らしいプレーを見せてもらいたいものだ。