史上初のプレミア王者“開幕黒星”のレスター 岡崎も英メディア採点で平均点以下が並ぶ

後半23分から途中出場 攻撃にリズム生むも見せ場は少なく

 レスター・シティの日本代表FW岡崎慎司は、13日のハル・シティとのプレミアリーグ開幕戦に後半23分から途中出場したが無得点に終わった。チームも1-2で敗れ、史上初めて前年王者が開幕戦に敗れるという不名誉な記録を打ち立てる最悪のスタートとなった。岡崎自身もインパクトに乏しく、英メディアの採点でもいまひとつの評価となった。

 試合は前半アディショナルタイム2分に、ハルのFWディオマンテがFWエルナンデスとのダブル・オーバーヘッドキックでネットを揺らして先制。後半開始2分にMFマフレズがPKを決めてレスターも追いすがったが、同12分にMFスノッドグラスが強烈なミドルシュートを決めて、ハルが勝ち越し。監督不在、負傷者続出で試合前には起用できるトップチームの選手がわずか13人とレポートされていた崩壊寸前の昇格組ハルに敗戦を喫した。

 岡崎は後半23分にMFグレイに代わってピッチに登場。中央でうまくボールを引き出し、攻撃にリズムをもたらしたが、得点につながるプレーはできなかった。左足のミドルシュートと、左からのクロスを頭で合わせるシュートチャンスもあったが、枠を捉えることはできなかった。

 英紙「デイリー・メール」の採点で、岡崎は平均点以下で、チームワーストタイの5.5点となった。攻守に勢いと安定感を欠いたレスターの選手は総じて低めの採点で、得点を決めたマフレズや新加入のFWムサら4人がチームトップタイの6.5点だが、昨季24得点のエースFWヴァーディはチャンスをふいにする場面が目立ち、岡崎と同じ5.5点だった。

 

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