【日本代表】ブラジル戦スタメン考察 古橋をCF起用、左SBは若手の経験値優先へ

中盤は遠藤、田中、守田のトリオで形成へ

 4-3-3の肝となってきた中盤は、昨年10月のカタールW杯アジア最終予選第4節オーストラリア戦(2-1)以降、インサイドハーフにMF守田英正(サンタ・クララ)とMF田中碧(デュッセルドルフ)、アンカーのMF遠藤航(シュツットガルト)のトリオがレギュラーとして君臨してきた。守田は左足の違和感で別メニュー調整が続いていたが、6月3日の練習で復帰。コンディションに問題がなければ、今年3月の第9節オーストラリア戦(2-0)以来となる補完性抜群の3人が揃うか。

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 最終ラインでは、DF菅原由勢(AZ)が怪我で離脱しており、手薄な右サイドバックはDF山根視来(川崎フロンターレ)一択状態。逆に、左サイドバックはDF長友佑都(FC東京)がスタメンを張ってきたが、最終予選では幾度となく衰えが指摘されてきた。ブラジルの圧力を体感できる貴重な経験は、DF中山雄太(ズウォレ)あるいはパラグアイ戦でA代表デビューを果たしたDF伊藤洋輝(シュツットガルト)に積ませたいところ。DF吉田麻也(サンプドリア)には、守備の統率とメンタル面の牽引が求められる。

 カタールW杯では、グループリーグでスペイン、ドイツという優勝候補と同組になっただけに、ブラジル相手にどこまで太刀打ちできるかは、今後チーム力アップを図るうえでも重要なモノサシとなるのは間違いない。

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