U-21日本代表FW細谷真大がストライカーの働き 殊勲の決勝ゴールも好クロスに感謝「合わせるだけだった」
GK鈴木のPKストップでピンチをしのいだ直後、藤尾のクロスに合わせでドンピシャヘッド
パリ五輪世代を目指すU-21世代の日本代表は6月3日、U-23アジアカップの初戦でアラブ首長国連邦(UAE)と対戦。同点で迎えた後半31分にFW細谷真大がヘディングシュートで決勝ゴールを奪い、2-1で勝利した。
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日本は後半16分にFW鈴木唯人が先制ゴールを挙げるも、直後に同点ゴールを奪われた。さらに、PK献上の大ピンチを迎えるもGK鈴木彩艶がファインセーブ。そうした苦しい展開で迎えた後半31分、途中出場のFW藤尾翔太が右サイドから正確なクロスを入れると、FW細谷真大がドンピシャのヘディングを決めて勝ち越した。
殊勲のゴールを奪った細谷は試合後、「選手全員、最後までハードワークして集中できた。勝てて良かった。良いクロスを上げてくれたので合わせるだけだった」と喜びを語った。
今季ここまでJ1リーグ4位と上位につける柏レイソルでリーグ戦6得点、この大会直前になった5月29日の第16節清水エスパルス戦(3-1)でもゴールした好調さをウズベキスタンでも維持している細谷は、中2日の第2戦サウジアラビア戦に向けて「今日みたいに難しい展開があると思うので、良い準備をして臨んでいけたらいい」とコメント。大会初戦を勝利に導く一撃で、この世代のエースに名乗りを上げている。