レスターがハルとの開幕戦に1-2で敗北! 史上初のプレミア王者“黒星発進”の失態犯す

先発落ちの岡崎は後半23分から途中出場も奮闘実らず

 日本代表FW岡崎慎司の所属するレスター・シティは13日にプレミアリーグ開幕戦の敵地ハル・シティ戦に臨み、1-2で敗れた。前年王者がプレミアリーグ開幕戦に敗れたのはリーグ史上初の事態で、不名誉な記録を打ち立てる最悪のスタートとなった。岡崎は後半23分から途中出場したが、無得点み終わった。

 レスターはクラブ史上最高額の1600万ポンド(約21億円)で獲得したナイジェリア代表FWムサを先発起用。FWヴァーディと2トップを組んだほか、スタメン11人中9人が昨季の優勝メンバーとなった。ハルはスティーブ・ブルース前監督が7月末に辞任し、アシスタントコーチのマイク・フィーラン氏が暫定監督として指揮を執った。ここまで選手補強はゼロで、負傷者も続出しており、2部降格候補となる混乱の中での開幕となった。

 両者にとって最初の決定機は前半19分。レスターのムサが左サイドを突破して中央へ折り返したが、待っていたヴァーディは豪快な空振りでチャンスをフイにした。同43分にもムサのクロスをヴァーディがゴール正面で合わせたが、シュートは枠を捉えられなかった。

 決定力を欠くレスターを尻目にハルが先制に成功する。前半アディショナルタイムの2分、左CKからGKシュマイケルが弾いたこぼれ球をFWエルナンデスとFWディオマンテが2人揃ってオーバーヘッドキックで合わせると、シュートはクロスバーを叩いてネットを揺らした。今季プレミア第1号ゴールは、衝撃の“ツインシュート”によって生まれた。プレミアリーグ公式記録によれば、エルナンデスのアシスト、ディオマンテの得点となった。

 

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