「俺ならブラジル戦で先発で使う」 闘莉王、好守のシュミット・ダニエルを正GKに推奨「難しいシュートを止められる」
闘莉王がYouTubeチャンネルで2020年11月以来の先発出場を果たしたシュミットを評価
日本代表GKシュミット・ダニエル(シント=トロイデン)は、6月2日に行われたキリンチャレンジカップのパラグアイ戦で2020年11月のメキシコ戦以来となる森保ジャパンでの先発出場を果たし、4-1の勝利に貢献した。元日本代表DF田中マルクス闘莉王氏は、この試合で堅実なプレーを見せたシュミットを正GK候補に推している。
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闘莉王氏の公式YouTubeチャンネル「闘莉王TV」の最新話は、日本代表のパラグアイ戦だ。
「クエスチョンマークがあるのはGK」と常々森保ジャパンの不安材料に守護神を挙げていた闘莉王氏だが、1年半ぶりに日本代表のゴールマウスを守ったシュミットを高く評価している。
「川島(永嗣)もどうかな、権田(修一)もどうかな(と不安がある)。シュミットを見ていると、シュミットもいけるんじゃないか。監督も(起用を)考えさせるプレーをしてくれた。何よりも幅がある。難しいシュートを止められる。ほかの2人を止められないシュートを止めるのがシュミット。安定感は少し落ちたりするが、少し経験を積ませたい」
闘莉王氏はこう語り、パラグアイの強烈なミドルシュートに無難なセーブで対応していたシュミットのセービング能力に注目した。
「結局決めるのは監督。思い切って勇気を持ってシュミットを使えるか。俺ならブラジル戦で先発で使う。ボールは間違いなく飛んでくる。数多くのチャンスを作れるブラジル代表にどう対応するか。ブラジルもセットプレーが強い。キーになるセットプレー。勝敗を分ける場面で、シュミットをもう1回見てみたい」
異次元の攻撃力を誇るブラジル相手にこそ、この日輝いたシュミットを見てみたいと語る闘莉王氏。2試合連続での先発起用を森保一監督に訴えていた。