インテル復帰希望のルカクにバルセロナとバイエルンが関心か レバンドフスキの“予備プラン”として浮上
レバンドフスキに次ぐオプションとしてルカクをリストアップか
2021-22シーズンの開幕前、ベルギー代表FWロメル・ルカクはクラブ史上最高額となる移籍金9750万ポンド(約160億円)でイタリア1部インテルからイングランド1部チェルシーに加入した。わずか1シーズンで、インテルへの復帰を希望していると報じられるなか、英紙「メトロ」は、スペイン1部FCバルセロナやドイツ1部バイエルンが獲得に関心を示していると報じている。
大きな期待とともにロンドンに戻ったルカクは、公式戦44試合で15得点2アシストを記録。しかし、シーズン途中からは先発から外れることも多く、期待に応えることはできなかった。
トーマス・トゥヘル監督の戦術にフィットしないことも指摘されており、クラブを離れるのではないかと言われている。そんなストライカーに、バルセロナとバイエルンが関心を示しているという。
今夏、バルセロナはバイエルンのポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキの獲得を希望している。バイエルンは、リバプールのセネガル代表FWサディオ・マネの獲得に動くとされている。
レバンドフスキは、バイエルンを離れる意向を表明したが、補強がうまくいかなかった場合のオプションとして、バルセロナはルカクをリストアップしたようだ。また、バイエルンもレバンドフスキが退団した場合、ルカクの獲得を考慮しているという。
現在、ルカクは2020-21シーズンまで所属していたインテルへの復帰を希望しており、そのためなら大幅な減俸にも応じるとされている。しかし、インテルは再獲得するための資金がないため、レバンドフスキの代役としてバルセロナとバイエルンのどちらかがルカクの移籍先になる可能性があるようだ。
チェルシーも、レバンドフスキの獲得に関心を示しているという報道があるなかで、欧州のビッグクラブの来季の陣容は、どのようなものになるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)