岡崎ら“二大エース”以外の得点力アップを求めるレスター監督 「プランBを用意したい」

ラニエリ監督が王者として迎える2年目の展望を語る

 レスター・シティのクラウディオ・ラニエリ監督は新シーズン開幕に向けて、昨季24得点でチーム得点王になったイングランド代表FWジェイミー・ヴァーディが相手に抑えられた場合の「プランB」が重要になると語った。ヴァーディとアルジェリア代表MFリヤド・マフレズに頼り切りだった攻撃の改善を求めている。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じた。

 今オフにはアーセナル移籍も浮上したヴァーディだったが、最終的にはクラブと契約延長を果たした。今季も“フォクシーズ(レスターの愛称)”の前線を牽引するのは、昨季のリーグMVPに輝いたスピードスターであることは間違いない。ラニエリ監督も「いい状態にある時のジェイミーを止めることは難しい」と、ヴァーディに全幅の信頼を寄せている。

 とはいえ、UEFAチャンピオンズリーグにも参戦する今季も、エースにおんぶにだっこという状況は避けなければならないだろう。指揮官も「タフなゲームが待っている」と長いシーズンの展望を語っており、ヴァーディが抑えられた場合の対策を講じる必要があると強調。ヴァーディと、それに次ぐ17ゴールを挙げたマフレズの二本柱以外の奮起を求めている。

 

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