監督交代に揺れる長友所属のインテル FW陣強化へテベス獲得が浮上!

“天敵”マンチーニが去ったことで獲得の可能性を見出す

 日本代表DF長友佑都が所属するインテルに、得点力確保の一手として元アルゼンチン代表FWカルロス・テベスの獲得が浮上している。イタリア紙「トゥット・スポルト」が報じている。

 テベスは昨季開幕前に、ユベントスから古巣のボカ・ジュニアーズに移籍していた。インテルは今月8日に、リーグ開幕まで2週間を切ったタイミングでロベルト・マンチーニ前監督を事実上の解任とされる契約解除に踏み切り、オランダ名門アヤックスの指揮を執った経験のあるフランク・デブール氏を招聘した。

 テベスはマンチェスター・シティ時代に当時のマンチーニ監督と確執があり、「犬のように扱われた」と発言するほどの犬猿の仲だったが、その“天敵”が去ったことでインテルは獲得の可能性を見出し、動きをスタートさせたという。

 インテルはブラジル五輪代表のFWガブリエル・バルボーサを、この夏の移籍市場での補強ターゲットに定めているが、交渉が難航しているためテベス獲得を考慮し始めたという。ユベントス時代に2年間でリーグ戦39ゴールという成績からも、セリエAでの実績は申し分ない。

 ドタバタ劇が続くインテルは、復権に向けてストライカーの確保を成功させることができるだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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