南野拓実、「弱点はない」リバプール同僚GKアリソンからゴール奪取誓う 「練習から見ていて世界一のGK」
パラグアイに4-1で大勝した森保ジャパンは6日にブラジル戦を控える
日本代表はパラグアイ戦(4-1)から一夜明けた6月3日、オンラインで取材に応じた。イングランド1部リバプールに所属するMF南野拓実は6日のブラジル戦(国立競技場)での先発出場が濃厚となっているなか、クラブでチームメイトの同国代表GKアリソンからゴールを奪うことを誓った。
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レアル・マドリードとのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝でベンチ入りを果たし、日本代表への合流が遅れた南野は前日のパラグアイ戦でベンチ外。カタール・ワールドカップ(W杯)に向けて試金石となるブラジル戦では、森保監督が「最終予選を戦った力のある選手を起用しようと思う」と話しており、南野の先発が予想される。
ブラジル代表の守護神は、所属クラブでチームメイトのアリソン。南野はアリソンについて、「練習から見ていて世界一のGK」と称え、その実力を分析した。
「練習から見ていて世界一のGKではないかと。すべてのところでハイレベル。彼の凄さは見れば分かると思うけど、足下もあるしセービングも凄い。僕が見てきたGKでは間違いなく一番レベルが高い」
そのなかで、ブラジルからのゴールが期待される。過去、ブラジルとは12戦し、2分10敗と1勝もしたことはなく、5得点34失点とゴール数も少ない。直近では2017年1月10日の国際親善試合でDF槙野智章が決め、その前は2006年のドイツW杯でFW玉田圭司がゴール。定期的に対戦しているものの、ゴールを割ることは至難の業となっている。南野は、”世界一”と称えるアリソンからの得点を意気込んだ。
「彼(アリソン)の弱点はないと思う。同じチームだからこそ、(ブラジルは)誰が出るか分からないけど、アリが出るなら負けたくない気持ちがあるし、そういうチャンスがあるなら決めたい」
同じポジションではパラグアイ戦でMF三笘薫(ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズ)が高パフォーマンスを見せたなか、ブラジル相手に日本の背番号10がどのようなプレーをするのか注目となりそうだ。