ブラジルが5-1で圧勝、両国の公式SNSが“感動シーン”を紹介

　6月2日に行われた国際親善試合で、ブラジル代表と韓国代表が対戦。ブラジルが5-1の勝利を収めて強さを見せつけた。試合後に両国エースがピッチでハグし、お互いの健闘を称え合う瞬間が注目を集めており、その後2人は笑顔でユニフォーム交換もしたようだ。

　6日に日本とも対戦予定のブラジルは前半から韓国相手に主導権を握る。前半7分に幸先よくFWリシャルリソンがMFフレッジのシュートのコースを変えて先制。一方の韓国も同31分に反撃。元ガンバ大阪のFWファン・ウィジョ（ボルドー）が個人技でこじ開けて見事な同点ゴールを決めた。

　その後、ビデオ・アシスタント・レフェリー（VAR）の介入で得た2度のペナルティーキック（PK）をどちらもエースFWネイマールが沈め3-1と勝ち越すと、途中出場のMFフィリペ・コウチーニョ、FWガブリエウ・ジェズスが追加点を奪い、終わってみればブラジルが5-1の快勝。選手層の厚さもさながら、サッカー王国の強さを見せつけた。

　韓国としては悔しい敗戦となったなか、韓国サッカー協会の公式YouTubeチャンネルでは今季プレミアリーグで得点王となった韓国エースFWソン・フンミンとブラジルのエースであるネイマールの“ハグシーン”をアップ。さらにはブラジルサッカー連盟公式ツイッターでは、ロッカールームでユニフォームを交換し、笑顔で映る2人の2ショットを公開している。

　試合後に健闘を称え合う2人の姿にファンも反応し、「感動」「一番見たかったシーン」「最高な瞬間」「美しい光景」「誰もが彼らを愛している」とコメントが寄せられ、ブラジルサッカー連盟のツイートには投稿後2時間で3万件を超える“いいね”が送られていた。