韓国とブラジルが対戦、かつてG大阪に在籍したファン・ウィジョが存在感

　韓国代表は6月2日、国際親善試合でブラジル代表とホームで対戦。先制点を奪われるも、元ガンバ大阪のFWファン・ウィジョ（ボルドー）が個人技でこじ開けて見事な同点ゴールを叩き込み、現地メディアは「クレイジーなゴール」と絶賛している。

　前日練習で負傷したと報じられたFWネイマール（パリ・サンジェルマン）が先発メンバーに名を連ねたブラジル。一方の韓国は今季プレミアリーグで得点王に輝いたエースFWソン・フンミンが先発した。

　試合は開始7分、FWリシャルリソン（エバートン）のゴールでブラジルが先制したなか、同31分にG大阪でもプレーしたファン・ウィジョが魅せる。相手ペナルティーエリア内でパスを受けると、相手選手を背負いながらも強引に縦へ持ち込み、右足を振り抜いて逆サイドのネットに強烈なシュートを突き刺した。

　韓国メディア「STN SPORTS」は「ファン・ウィジョのクレイジーなゴールが飛び出した」と報道。約6万人が集まった一戦で、FIFAランキング1位の“世界最強”ブラジルからゴールを奪い、会場は大歓声に包まれていた。

　その後、ネイマールにPKを決められて1-2とリードを許して前半を終えた。