ドルトムントCEOがバイエルンを批判 3年前のゲッツェ“裏切り移籍”で「嘘をついた人間がいる」

ドイツ・スーパーカップでの対決を前にヴァツケ氏が宿敵に噛みつく

 ドルトムントのハンス=ヨアヒム・ヴァツケCEOが、今季バイエルンから復帰を果たしたドイツ代表MFマリオ・ゲッツェの2013年の“裏切りの移籍”について、「バイエルンに嘘をついた人間がいる」と宿敵を批判している。ドイツ地元紙「ゼイト」が報じた。

 ゲッツェはドルトムントの下部組織が生んだ“生え抜きの星”だったが、13年夏にジョゼップ・グアルディオラ前監督が就任したばかりのバイエルンに移籍した。宿敵への移籍がシーズン終了前に発表されるという裏切りぶりで、サポーターはゲッツェのユニホームを燃やすなど怒り心頭だった。

 結局3シーズンを過ごしたグアルディオラ政権では満足な出場機会を得ることができず、今夏ドルトムントに出戻ることになったゲッツェの裏切りの経緯について、ヴァツケCEOは次のように暴露している。

「マリオに嘘をついていた人間がいる。マティアス・ザマーなのか? 私は個人名について言及しないだろう。だが、そういうことだ」

 

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