内田篤人を積極活用 シャルケが手掛ける日本向けのPR戦略

 猫と一緒に写る内田の写真をアップして、日本のファンに喜んでもらおうとしているのだ。こうした光景はシャルケではありふれたものだ
  2013年9月17日、シャルケは公式HPの日本語ページを開設。同時に、公式ツイッターの日本語版などもスタートさせた。その理由はただ一つ。内田のファンを中心とした多くの日本人がシャルケに興味を持っている現状を踏まえ、日本との結びつきをさらに深くしたいからだ。
  クラブの公式HPにもこう書かれている。
  「日本から多くの熱狂的ファンがシャルケのウェブサイトを訪れています。英語版ウェブサイトの閲覧、練習場を訪問し見学したり、ホームスタジアム(フェルティンス・アリーナ)に直接出向き試合観戦をする人もいます。(中略)国際的な活動の一部として私たちは、日本の新しいメディア界に踏み出しました」
  もちろん、その思惑の中にはビジネス面の狙いも含まれる。   13年7月に行われたマンチェスター・ユナイテッドの日本ツアーでは、同クラブの日本国内の公式飲料スポンサーであるカゴメ社が、試合の冠スポンサーだったことを記憶しているファンも多いだろう。

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