欧州王者と南米王者が対戦の「FINALISSIMA」、アルゼンチンがイタリアに3-0勝利

　コパ・アメリカ2020王者のアルゼンチン代表とEURO2020王者のイタリア代表が対戦した「FINALISSIMA（フィナリッシマ）2022」が現地時間6月1日にウェンブリー・スタジアムで行われ、FWリオネル・メッシ（パリ・サンジェルマン）が2アシストの活躍を見せてアルゼンチンが3-0と完勝。エースの働きに「30代半ばの選手とは思えん」「やっぱりすごい」と驚きの声が上がっている。

　欧州王者と南米王者が対戦する新たなカップ戦として新設された「FINALISSIMA」。EUROで53年ぶりに頂点に立ったイタリアと、コパ・アメリカを制したアルゼンチンによる夢の対決が実現した。

　スコアが動いたのは前半28分だ。相手ペナルティーエリア手前でボールをキープしたメッシが相手を背負いながらも鋭い反転からエリア内に侵入してラストパス。最後はFWラウタロ・マルティネスが決めてアルゼンチンが先制した。

　前半終了間際にはMFアンヘル・ディ・マリアが追加点を挙げたなか、後半アディショナルタイムにはメッシの高速ドリブルからカウンターを発動。最後はFWパウロ・ディバラがダメ押しゴールを流し込んで勝負は決した。

　2アシストと存在感を示した34歳のメッシに対して、「仕上がってるな」「攻撃陣強すぎる」「30代半ばの選手とは思えん」「推進力凄い」「やっぱりメッシはすごい」など称賛の声が相次いだ。

　11月のカタール・ワールドカップでも活躍が期待されるメッシ。アルゼンチンを牽引するエースは本大会でどんなプレーを見せるのだろうか。