アーセナル「ベスト11」…冨安健洋も選出! 英「BBC」ファン投票…最多票&惜しくも落選は?
昨夏加入の冨安健洋は右SBで選出、安定したパフォーマンスでアルテタ監督の信頼獲得
英公共放送「BBC」はファン投票によるアーセナルのチーム・オブ・ザ・シーズン(ベストイレブン)を公開。今季新加入の日本代表DF冨安健洋も右サイドバック(SB)として名を連ねた。
GKは夏の新戦力のアーロン・ラムズデール。名手GKベルント・レノに代わってレギュラーに定着し、プレミアリーグ34試合に先発出場。「ノーサプライズ」での選出となった。
DFは右から冨安、ベン・ホワイト、ガブリエウ・マガリャンイス、キーラン・ティアニーの4人。新加入の冨安とホワイトがスタメンに定着して以降、定番の顔ぶれとして定着していた4バックがそのままファンの支持を集める結果となった。時に右SBでもプレーするなど守備の中核を担ったホワイトは、チーム全体でも2番目に多い選出数だったという。
右SBで選出の冨安はプレミアリーグ第4節のノリッジ・シティ戦(1-0)でデビューし、そこからプレミアリーグで15試合連続スタメン出場。安定したパフォーマンスでミケル・アルテタ監督の信頼を獲得した。しかし、1月にハムストリングを負傷して、そこからおよそ3か月にわたって長期離脱。終盤戦に復帰を果たしたが、2022年になってから公式戦の出番は7試合に留まっていた。
そして中盤は3枚で、マルティン・ウーデゴール、トーマス・パーティー、グラニト・ジャカ。3トップは右からブカヨ・サカ、アレクサンドル・ラカゼット、ガブリエウ・マルティネッリとなった。20歳にしてチームの攻撃を牽引するサカがチーム最多票となった。
おおむね順当な顔ぶれとなったが、背番号10を背負うMFエミール・スミス・ロウは惜しくも11人の中に入れず。全体で7番目に多くの票を集めたが、どのポジションでも上位2人までに入れず落選となった。
(FOOTBALL ZONE編集部)