レアル退団報告のベイル、W杯出場権次第で現役引退も視野? 本大会出場なら古巣などが移籍候補か
レアルで計8シーズンプレーしたベイルがSNSで退団を報告「本当に名誉」
ウェールズ代表FWギャレス・ベイルが2013年から在籍していたレアル・マドリードから退団することを認め、SNSを通じてファンに別れのメッセージを投稿した。去就は未定だが、カタール・ワールドカップ(W杯)出場権獲得の行方次第では現役引退の可能性もあると英メディアは伝えている。
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7月には33歳を迎えるベイルは2013年にトッテナムからレアルに移籍。移籍初年度の2013-14シーズンにいきなりUEFAチャンピオンズリーグ(CL)優勝を成し遂げると、さらに15-16、16-17、17-18シーズンには前人未到の3連覇を果たしたチームの主力として活躍した。
度重なる怪我もあって徐々に出番を減らし、2020-21シーズンには古巣トッテナムへ期限付き移籍したが、計8シーズンに渡って“白い巨人の“一員としてプレー。クラブの歴史に名をしっかりと刻み込んだ。
今季限りで契約満了を迎えることから退団が確実視されていたなかで、ベイルは6月1日にSNSを更新。別れのメッセージを綴った。
「9年前、1人の若者だった僕はレアル・マドリードでプレーする夢を実現するためにここへやってきた。純白のユニフォームを来て、胸にクラブの紋章をつけ、サンティアゴ・ベルナベウでプレーし、タイトルを獲得し、チャンピオンズリーグを制覇した。振り返ってみると夢が現実になった以上の出来事があった。このクラブの歴史の一部となり、レアル・マドリードの選手として成し遂げたことは信じられない経験だ。決して忘れることはないだろう」
レアルでの栄光の日々を振り返ったベイルは「本当に名誉なことです。ありがとう。アラ・マドリード」と締めくくった。
フリーエージェントとなり、移籍金なしで獲得できるベイルの今後の去就だが、英紙「デイリー・メール」によれば、今月行われるカタールW杯欧州予選プレーオフでウェールズ代表が出場権を獲得できなかった場合には現役引退を選択する可能性があるとしている。
一方、出場権を獲得した場合は本大会へ備えるため、英国クラブと2023年までの短期契約を結ぶ可能性があり、候補として古巣のトッテナムとサウサンプトン、そしてカーディフの名前が挙がっている。また、アメリカのメジャーリーグサッカー(MLS)の選択肢として残っているようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)