「クレイジーな要求はしていない」 リバプールFWサラー、契約延長“破談”ならライバルクラブへ移籍? 英報道

リバプールのエジプト代表FWモハメド・サラー【写真:ロイター】
リバプールのエジプト代表FWモハメド・サラー【写真:ロイター】

「プレミアリーグのライバルに彼を譲ることは耐えられないだろう」

 イングランド1部リバプールに所属するエジプト代表FWモハメド・サラーは、2022-23シーズン終了後にクラブとの契約が満了を迎える。リバプールでのプレー続行を強く希望し、2022-23シーズンの残留を宣言しているサラーだが、契約延長交渉が不調に終わった場合も、プレミアリーグでのプレーを希望しているという。英メディア「ギブ・ミー・スポーツ」が報じている。

 2017年にリバプールに加入したサラーは、類まれなスピードとテクニックでチームのエースとして活躍。今シーズンも公式戦51試合に出場して31得点16アシストを記録し、リーグ得点王に輝いた。

 ユルゲン・クロップ監督の率いるリバプールでも、他の追随を許さない活躍を見せているサラーだが、長期にわたって続いているクラブとの契約延長交渉は、今もまとまっていない。リバプールへの強い愛情を語っているサラーだが、もし契約延長できずに、破格のオファーが届いた場合は、イングランドに残ってリバプールのライバルクラブでプレーすることも問題ないようだ。

 サラーの関係者によると、受け取ったオファーは15%ほどの上乗せであり、彼らは現在の力量からは過小評価されていると感じたよう。「クレイジーな要求はしていない」と主張していたサラーだが、彼の要求が通った場合は、世界で6番目に高額を得るサッカー選手になる予定だという。

 記事では、「リバプールは、1選手のために巨額の資金を費やすことを望んでいないと理解されているが、プレミアリーグのライバルに彼を譲ることは、耐えられないだろう」と、さらなるジレンマに苛まれることを予想している。

 セネガル代表FWサディオ・マネが2021-22シーズン限りでの退団を希望していると報じられるなか、サラーは留めておきたいはずのリバプール。長らく続いている契約延長交渉は、どのような結末を見るのだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



page 1/1

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング