ルカク、来季インテル復帰が浮上 チェルシーで“期待外れ”…わずか1年で帰還の可能性を英指摘
昨夏にチェルシーへ160億円で移籍も、物足りたい出来に終始
イタリア1部セリエAのインテルがチェルシー(イングランド)からベルギー代表FWロメル・ルカクの再獲得に関心を持っていると英紙「デイリー・メール」が報じている。退団からわずか1年。財政的には厳しいが、ローンでの獲得の道を模索しているという。
ルカクは2019年にインテルに加入し、2シーズンに渡ってプレー。セリエAでは1年目から23得点を挙げると、翌20-21シーズンも24得点を決める活躍でリーグ制覇に貢献した。
昨夏にはチェルシーへ移籍。移籍金はチェルシー歴代最高額の9750万ポンド(約160億円)と大きな注目を集めた。しかし、今季は公式戦44試合で15得点に終わり、批判の対象に。終盤になってチームにフィットしてきたものの、大きな期待に対してはやや物足りない結果だった。
そうしたなかで、宿敵ACミランに王座を明け渡し、来季はタイトル奪還を目指すインテルが1年前に手放したルカクを再びサン・シーロに呼び戻したいと考えているという。
「デイリー・メール」紙によれば、高額な移籍金と週給32万5000ポンド(約5300万円)と言われるルカクの給与の負担はインテルの財政的にあまりに大きな負担となるため、獲得の選択肢は期限付き移籍のみとなるはずだが、「インテルは(ルカクの復帰に)本当に興味を持っている」という。
なお、「もしチェルシーがトップクラスの後任を見つけることができれば、監督(トーマス・トゥヘル)にも彼の退団を受け入れる用意があるかもしれない」と今後の動き次第ではインテルのアプローチに応じる可能性があるとも伝えられている。29歳のストライカーはわずか1年で再びミラノへ渡ることになるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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