冨安の“後継者”DF、ボローニャ→プレミアの“同ルート”移籍か 14億円で「移籍を認める見込み」

ボローニャで冨安の穴を埋めたベルギー代表DFアルトゥール・テアテ【写真:Getty Images】
ボローニャで冨安の穴を埋めたベルギー代表DFアルトゥール・テアテ【写真:Getty Images】

ボローニャに所属する22歳のテアテにウェストハムが関心と報じられる

 日本代表DF冨安健洋は、2021-22シーズンのプレミアリーグ開幕後にボローニャからアーセナルへ完全移籍を果たし、チームの中心選手として活躍した。負傷離脱の時期もあったが、サイドバックのレギュラーとして存在感を示して評価を高めている。2022-23シーズンに向けた移籍市場に向けて、英メディア「HITC」は、ウェストハムがボローニャで冨安の穴を埋めたDFの獲得を目指していると報じた。

 ウェストハムが獲得に関心を示しているのは、ボローニャに在籍していたベルギー代表DFアルトゥール・テアテだ。冨安の退団後にボローニャに買い取り義務付きのレンタル移籍で加入すると、2021-22シーズンのセリエAで31試合に出場、2得点1アシストを記録した。

 22歳という左利きの若いセンターバックは、安定感あるプレーで冨安の穴を埋める活躍を見せた。年代別のベルギー代表も経験しているが、今年3月にはA代表デビューも果たしている。

 2022-23シーズンからボローニャに完全移籍することになるテアテだが、ウェストハムはかねて注目しており、今夏の移籍市場で獲得に動く可能性があるという。左サイドバックとセンターバックが補強ポイントとなっているウェストハムにとって、両方のポジションをこなせるテアテは、理想的な存在だという。また、記事では「テアテ自身もウェストハムへの移籍に関心を示しており、ボローニャも850万ポンド(約14億円)で移籍を認める見込みだ」と報じている。

 冨安のアーセナルでの活躍によって「冨安の後継者」と紹介されたテアテ。ボローニャで活躍をするとプレミアリーグへの移籍につながるという流れが、確立されることとなるだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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